
5月限定パスタは…
新潟県産ホワイトアスパラガスのクリーム“バッサーノ風“卵ソースがけ
〈新潟地粉のタリアテッレ〉
一年中出回る瓶詰めの物と違い、生のホワイトアスパラガスが食べれるのはこの時期だけ。
新潟県内においてアスパラガス栽培農地の最大面積を誇る、飯塚農園さんのホワイトアスパラガスを使わせていただいています。
五十嵐川が運ぶ雪解け水が流れ込む肥沃な大地で育ったホワイトアスパラガスは、
茎が太いものでも柔らかく、シャキシャキとした食感で、根元まで美味しく食べることができます。
アスパラガスは、昼夜の気温差が大きく、成長に適した環境で育てられることで、多くの栄養分を溜め込みます。
さらに雪の下で越冬することでより糖度が増し、濃厚な甘みのあるアスパラガスに成長します。
ホワイトアスパラガスとグリーンアスパラガスの旬の時期は同じですが、栽培に手間がかかり傷みやすいホワイトアスパラは流通量が少なく非常に希少なのです。
さて、そんなホワイトアスパラガスですが、イタリアで有名な地域と言えば、北イタリアのヴェネト州・ヴィチェンツァ県の郊外で蒸留酒・グラッパの産地でも有名なバッサーノ・デル・グラッパ。
バッサーノ産の食べ方として有名なのは、茹でたアスパラにゆで卵を添えること。
地元の有名なレストランなどでは、注文すると、まず最初に熱々の茹でたてゆで卵が殻ごと運ばれてくる。
これを各自で殻をむき、皿の上でナイフとフォークを使って細かくする。そこに塩、胡椒、オイル、好みでワイン酢を加えて自分でソースを準備する。
そうこうしているうちに茹でたてのアスパラがその皿の上にごそっと盛られるので、予め準備したソースをつけていただく…というのが正当派。
これが、バッサーノ風と呼ばれるもの。
今回、そんなバッサーノに想いを馳せて、イジルシ流のパスタに昇華してみました。
今時期しか食べれない旬で希少性の高いホワイトアスパラガスを使ったイジルシらしい5月限定パスタの完成です。
ぜひご賞味ください!
イジルシの季節限定パスタは数量限定になります。ご予約をお待ちしています!